お知らせ

人の優しさに触れる

辛い時期ですけど暖かい方々に恵まれ、本当に感謝の毎日です。こうして多くの方々の優しさ、お気遣いに触れて自分の恵まれた環境に改めて心より感謝してます。自分もそのような方々のように大きな器の人になりたい。そして生涯かけて恩返ししたい一心です。

 

今日御両親から電話をいただき、最後の服は佐久間さんとこの服を着せてやりたいと言っていただけました。本人が1番楽しい時間を過ごしたのは佐久間さんとこなので最後は佐久間さんとこの服で旅立たせてあげたいと。この上ないありがたいお言葉。大して何もしてやれなかったのにと悔やむ事しかできず。時間が経てば経つほどに悲しみが増す。

 

気持ちを切り替えて仕事しなければと思うけれど、こんな簡単な仕事なのに全く進まず手につかずを繰り返す毎日。自分らしくない。らしくないけどこんな時もある。大切な従業員を亡くして平然と仕事できるほうがおかしい。でも現場で働く従業員や協力業者の子達を見て元気をもらい、皆同じ気持ちであり自分だけが苦しいわけではないと前を向いていかねばと思います。みんな一生懸命に仕事してますけど、頭の中はきっと彼の事で一杯。

 

見積もりの催促も来るけれど、とてもやる気が出ず。でも事情を言っては故人のせいにしてるみたいなんで忙しい忙しいと言い訳して謝る事しかできず。これほどに辛い経験は無い。

 

人は必ずいつか別れる日は来ます。でも早過ぎる。若過ぎる。現在任せていた現場で、迷惑や心配かけた社長に恩返ししますと言ってたのに、全然恩返しできてねーぞ!笑 でも、この件で気付いた事が山ほどあり自分の成長になる事ばかりを教えてくれました。今回の件で何かを学び何かを得なければと思います。

 

明日お通夜、明後日は告別式。最後は心よりありがとうとお疲れ様でしたと言ってあげたい。きっとみんなに会えるのを楽しみに待ってる事でしょう。変なうるさいメンバーでごめんけど。旅立つ前にそんなメンバーに会ったほうが元気も出るでしょう。

 

お母様に言われた佐久間さんとこの服で旅立たせてあげたいという電話を思い出すと涙が止まらず。

 

わたしは目が真っ赤です 笑