僕が通ってる郡上白鳥の現場、色々とあってここは自分がやり遂げたい。色々とはお世話になってる方々への感謝の気持ちを込めて、それはこの現場だけではありませんけど。他にも1棟は弊社ではない足場屋さんが入るので、負けたくないという変な競争心。誰でもそんな気持ちあると思いますけど。
今日は作業は任せて打ち合わせ。計画がほとんど白紙になるような基礎足場。そして僕が39歳を迎えて初めての仕事となるであろうメインの外部足場、大体誕生日の辺りは台風で毎年大変なんですけど。
早々と打ち合わせ終わらせて本日メインの現場巡回。りょうきに任せ切りになってしまったので久しぶりに行きました。外部足場は全く複雑でもなくストレートに組み立てるだけですが、綺麗に施工されてました。初めての大型現場ですけど問題なくやれてます。大型現場は仮設と言われる事はほとんど足場屋がやらねばいかんので、監督の方と密に打ち合わせしなければ円滑に現場は回せない。そこら辺が上手にできてると思います。この現場が終わった時、大きく成長するでしょう。最近頼もしい。
帰社してPCへ向かい基礎足場の割り付け。久しぶりにCADで足場図面描いてみようと始めたら、案の定楽しくて無我夢中になる。久しぶりにやってみたら案外簡単で平面図だけですけど終わりました。土曜日だから早く帰ろうと思ったのが結局遅くなりましたが、めちゃくちゃ楽しい事。ほんとに趣味でしかないこの仕事。割り付けが正確だと作業効率は格段に良くなる。クレーンで荷下ろしするのも必要な部材が分かりますので、これなら1日で終われます。この割り付けをしてなければ1日では終わらんでしょう。忙しい時期だからこそこのような段取りに時間を使って1日で終わらせたいのです。そもそもあの監督の子が基礎は複雑で割り付けできんからお願いしたいと言ってきたのが始まり。多分他の棟もこうなる。上手に僕を持ち上げてヤル気にさせるところは立派。出世したら足場屋はうちだけを使えと言っておきましたけど。
今日はとても良い日でした、もっと頑張ろうと思えた日になりました。現場見に行ったらりょうきが休憩所で寝てたらどうしようかと思ったけど、一応仕事してました。この子は伸びていくだろうと思って取らせたあらゆる資格や中型免許。そのカンが外れてませんようにと願って1年、外れたかと思う事が多々ありましたがこの現場で少し開花したかな。色々と問題点を言えばキリがない、でも僕達みたいな20年とかやってる人と同じ事はできるわけがない。できたら逆に俺達20年何しとったのって話。期待に応えてくれたら必ず僕も期待に応えてあげたい。若い子を伸ばすのも潰すのも上の者。なんともならん子もいるでしょうが、なんとでもなる子を潰すような上の者にはなってはならん。世の中にいますから、良い若い子を潰してしまう人。
カダエイも帰ってきてからの仕事初日に早速車運転して半田の現場行きました。その車にはカンボジア人しか乗ってない、ある意味怖い。入社当時は問題児であり本当に帰国させてくれと組合に言ってましたけど、そのカダエイが車の運転までする日が来るとは誰も予想しませんでした。後部座席でやたらとはしゃぐサム。旅行気分ですね。カダエイ運転できるのでまた車買わねばいかんです、車だけでも場取るのでこの広いヤードにして良かったとつくづく感じます。